自室での空気感を撮ってみる with K20D
空気感を撮る、よく言われる言葉だけど実際のところ、何をどう撮ればいいのかサッパリわからない。ただ、浅い被写界深度が空気感のポイントであるような気はする。先日立ち寄った書店では「一眼ムービーの始め方」みたいなタイトルの本が並んでいた。今までならビデオはビデオカメラでと思ってしまうが、そうじゃないところが新しいのだろう。
じゃあビデオカメラと一眼レフで撮るビデオはどこが違うのかと言うと、細かいところではいろいろあると思うが中でも際立って違うのが被写界深度だろう。つまり明るいレンズを付けた一眼レフで撮ると思いっきり背景をボカした絵が撮れる。これは写真でも動画でも共通しているのだけど、この辺がムービーカメラのように動画が撮れるという人気の元だろう。
元々日本のカメラファンの間では「ボケ」という言葉が一種のキーワードになっていて、このレンズはとろけるようなボケが得られる、とか、このズームレンズはボケが汚い、といったレンズ評価の元になったりしていた。これは永らく日本だけで問題とされると言われていたが、最近では、というかもう結構以前からだけど、海外でもボケの代用で使われていたblurからbokeという言葉が日本と同じ意味で使われてきているので、ビデオでも背景ボケ(や手前ボケ)を積極的に使おうという傾向は世界共通のようだ。
てなことを遊んだりしていて、今日は朝から一歩も外に出ていない。まあ夜は外出するのだけど。ちなみにここ数日というもの伊勢市ではとっくに最低気温が零度以下になっていた。ただ自分ちの近所では水が凍ってないというだけだ。これもヒートアイランド現象なのかな?