with Q7
近所の神社で獅子舞の奉納があるというので立ち寄ってみたがすでに境内での獅子舞奉納は終えて町内各地へ一行が出た後だった。今日一日は町内のあちこちで獅子舞を舞って一行が戻ってくるのは5時過ぎというので獅子舞は諦めた。
ちょうど境内では神札やしめ飾りなどの焚き上げをやっていて、この世話役を95歳になる知り合いがやっていた。町内から集まった沢山の松飾りなどを火に投げ入れるのだけど、中には宇治山田駅の門松と思われる太くて長い竹もあって、これを95歳が放り投げている。まったく年の割にはお元気なこと。
獅子舞は空振りだったのでひと声かけてボクも焚き上げのお手伝いをすることにした。燃やすものはしめ縄関係なので大した労働でもなかろうと思っていたが、なんのなんの、量が違う。おまけに材木などとは違ってしめ縄なんてものはすぐに燃え上がるが、逆に言うとすぐに下火になってしまうので、次から次へと、つまり手を休めること無く、集積所になっているテント小屋から拾っては投げ入れ拾っては投げ入れ、気楽に手伝うとは言ったもののなかなか骨の折れるシゴトでもあった。でもこういう風に火に何かを投入して炎が立ち上がるのを見るのは面白い。
