with G1X Mk2
部屋の窓から外を見ている分には、暖かく穏やかな雰囲気とも感じるが、実際に外に出て自転車を漕いでみると、北風が強いのなんの、しかも気温も一段と低く、体感的には真冬そのものだ。ただ光だけは一歩先んじて春に向かっているように思う。
本来ならばそろそろ今週末の月例ライブの譜面準備をしないといけないところなのだけど、今月はバンマスの手違いでボクはお休みとなってしまった。前にも書いたが、来月の定例ライブがボクの旅行中に当たるので参加できない旨をバンマスに伝えておいたところ、それを今月と間違えてトラを頼んでしまったという結果なのだ。
いつの頃からか、年間で20回以上の客前本番演奏をするようになってきているが、それ以前は年に数回、そんな機会があるかどうかという程度だった。なので音を出したい気分が高まってきた時などは、楽器を持って河原に出かけて鳴らしていた。するとそんな場合だとメロディを鳴らすというより音階などの基礎練習を演ることが多かった。ところが昨今のようにわりと頻繁に本番での演奏機会があると、本番以外に音を出すということが無くなっていて、つまり楽器的な基礎練習をしていないのが実情だ。(楽曲の構造的な予習はフルートでやってはいるけど)
16番目 蒲原(かんばら)
今まで東海道の宿場はいかにも海沿いを西へ向かう主要街道の図という感じだったが、この蒲原ではいきなり山間というか山村の宿場風情となるのが珍しい。そう思ってこの蒲原宿の位置を探してみると、
なるほど、今でこそ(右下の)海岸線までにはいくらかの平地が広がっているが、おそらくこれはその後埋め立てられたもので、当時の旧街道ならば海岸線近くまで迫っている山道を行くしかなかったのだろう。
この「蒲原 夜之雪」について、温暖な静岡県でこの積雪はないだろうという広重の想像作品だという説があるが、よく見るとそんなに豪雪でもないようので、このくらいの積雪なら静岡県でも実際にあったのじゃないかと思う。