*** テキトー絵日記 ***

2018/02/16(金)

松本茜4を聴く

with Q7

ボクが今の日本のピアニストで一番好きな松本茜のグループが、去年に引き続いて今年もサライでライブを演るというので、これは見逃さないでしょうと出かけてきた。ここはいつも月例ライブでお世話になっているジャズのライブハウスなので気分的には気楽でいいが、ゴキゲンなジャズを聴くとなると本当ならアルコールが欲しいところではある。でもクルマなのでノンアルコール。

今回は知り合いの地元ミュージシャンの若きピアニスト3名にも「松本茜は聴いておいたほうがいいよ」的なおせっかいメールを出したら、プッシュのかいあって3名のうち2名が「そう言うなら」とやって来てくれた。残りの1名は最初から来る予定だったとかで結局3名とも店で合流した。他にも知り合いのミュージシャンや歌手の方々も来ていたし、前の方には三重大のジャズ研のメンバーが陣取っていた。

ライブは期待にそぐわぬもので、ジャズの王道ともいえる路線を彼らのテクニックと歌心で聴かせてくれる充実の内容だった。なにより奇をてらったところがないのがいい。真っ向勝負の醍醐味だ。曲間のMCによればお目当ての松本茜は3歳よりピアノを始め、早くからトミー・フラナガンなどのジャズの主流派ピアニストをコピーしたりしていたそうだ。そうだろうなあと納得。ボクが聴くべきとプッシュしたK君やAちゃん、Kちゃんにも刺激があったんじゃないかな。


ヒットした彼女の最初のアルバム

20番目 府中(ふちゅう)

府中とは東京の郊外にある市のことではなく、全国で国府のあったところ、つまり政策を司る役場のあったところという意味だそうだ。ここで言う府中とは当時の駿府、現在の静岡市にあたる。そこの安倍川を渡る様子が描かれている。

安倍川の渡しがあった史跡は残っていて、それによるとこの場面は現在の東海道新幹線の北側のこの辺りらしい。

今月のINDEXへ戻る  ホームへ  つづく