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旅行10日目といっても来た時の反対で、今日は帰るだけの移動日。もうちょっと正確に言うと昨夜の19:05にエジプトのカイロ空港を飛び立ち3時間半を掛けてドバイに到着した。このときドバイ時間で00:35。
ドバイ空港はエミレーツが大量導入した総2階建ての4発エンジンの超大型機A380に合わせてAターミナルを増設したので、欧州からの帰りの双発旅客機はボーディングブリッジを使わずにタラップとバスでこのAターミナルに降ろされる。それにしてもA380が何機も駐機しているのを見るのは壮観だ。搭乗ブリッジも1階と2階の両方でつながっている。
ドバイ空港のターミナル間を歩いて移動中
アジア方面への便はCターミナルから出るのでAターミナルから直線上に並んだBターミナルを挟みCターミナルまで移動しないといけないのだけど、これが長いのだ。どのくらい長いのか帰ってからGoogle
Mapで距離を測ってみたら、端から端だと3kmを越えている。しかもこの空港のトランジットでは毎回誰かが違うところに行ってしまう。というのもタラップから降りたときに乗ったバスによって連れて行かれるターミナルが違うからなのだけど、おおよそのターミナルの構造が頭に入っていないと本来の正しい搭乗ゲートにたどり着くのに苦労したりする。今回もツアーメンバーのうちの3名が行方不明になって添乗員さんはアセっていた。去年もそんなことがあったし、もっと前の時は乗り継ぎじゃなくて到着の方へ行ってしまった人がいた。
帰りのトランジットは3時間あるのだけど、実際にはバスで移動、次に歩いてターミナル間を移動するし、搭乗開始は45分くらい前から始まるので今回のような場合だと買い物するのは1時間もないくらい。ちなみにエミレーツは時間に厳格で離陸予定時間の20分前には搭乗ゲートが閉じられてしまう。遅れた客を必死で探したりはしてくれない。実にクール。
でもって予定通りの3:05にドバイを飛び立ち、行きよりは短い8時間50分で関空に日本時間の16:55に到着した。ちなみに去年はヒマヤラ山脈の北側をさらに北上しモンゴルから北京の北を通過して日本へ戻ったのだけど、今回はヒマラヤの南側を通り上海付近を通過して鹿児島に接近するルートだった。おそらく気流の関係だと思う。
着陸後のアナウンスで只今の気温は10度と流れ、え！とビックリしてしまった。そんなに寒いの？日本がまだ3月なのは理解していたし多少の寒さ対策はしていたのだけど、毎日が35度ほどもあるところで10日近く過ごしていた後での気温10度は驚くほどの寒さだった。でもその反動か、リムジンバスの暖房が効きすぎて上本町までの1時間は暑かった。こうして今回のエジプト旅行は終わった。
