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父が亡くなってまもなく10年目となる。神道なので式年祭といって1年目、3年目、5年目、10年目に祖霊舎にて雅楽とともに祝詞を上げてもらい、お墓まで神官に出向いてもらう。最後のと書いたのは母が生きている限りはという意味だが、もしこの先100歳近くまで母が存命だったら20年祭もあるかもしれない。
元より親戚が少なく兄弟もいないのでこの手の集まりはいつも非常に少人数になるのだけど、それでもジュニア一家が大阪から参列してくれたので2人は増えたことになる。墓では少し離れたところでも仏式の法要が始まり、まるで仏教Vs神道、あるいは念仏と祝詞の共演となるのが珍しい光景だった。しかしこの2つの様式は動と静でもあるなと実感した。この後、中華レストランに移動し、10名で円卓を囲みゆっくりと時間を掛けたお昼となった。
解散後、ボクのクルマで叔母たちを自宅まで送っていったのだけど、途中のやすらぎ公園の桜がそろそろ見頃なので寄っていこうということになり、じゃあなにかつまむものと飲み物も調達していこうとスーパーに寄って、にわか花見となったのだった。喪服を着た叔母たちが缶酎ハイを片手に上の桜を眺めている図はちょっとシュールだぞ。
45番目 石薬師(いしやくし)
この石薬師というのがどのへんのことなのか全く見当がつかなかったので検索してみたら現在の鈴鹿市のことだった。描かれているのが当時の石薬師寺の山門前。
こちらは現在の石薬師寺