with Q7
2月はバンマスの手違いで、そして3月はエジプト旅行で休んでいた2ヶ月続けて休んでいた月例ライブに3ヶ月ぶりに参加して演奏してきた。例の難曲特集だ。というかそんなに特集というわけでもないのだけど、なにしろ難曲がいくつかあるだけでそう思ってしまう。この難曲というのはメロディが難しいものとコードチェンジが頻繁なものがあるが、細かな転調は慣れてくるとそう煩わしいものでもなくなるが、メロディが難しい（管楽器的じゃない動きの）ものは練習するしか無い。
・・・、というわけで終わってみれば今夜も楽しい本番でした。最初はたった一人しかいなかった今夜のお客さんもその後どんどんと入ってきて終わってみれば結構な盛況ぶりとなったのは嬉しい限り。
帰りの車中ではNHK-FMがJazz特集で昔のマイルスの演奏とかが流れていた。流れた曲は"Love
for Sale"なのだけど、改めて感じたのは、このシンプルな構造の曲でどれだけ歌えるかが勝負なのだということだった。そう思うとソロを発展させるのに何か刺激的な要素というか、それは結局演奏する上で難しい要素にもなるのだけど、そういったものに頼らずに、いかに普通の和音の動きから、どれだけの即興メロディを引き出せるかというような能力なのだなあと感じざるを得ないものだった。
ただしかしこれは1950年代のハナシでもある。あくまで過去の名演なのだ。これをそっくり今現在の演奏で再現できたとして、どれほどの感動になるかはちょっと疑問でもある。
