*** テキトー絵日記 ***

2018/06/09(土)

F-4ファントム飛来!

低翼ジェットの名機だ with G1X Mk2(写真加工)

子供の頃から模型は好きで、模型初体験は小学校5年のときに作った巡洋艦「那智」で、この頃は未だ木製模型が主流だった。それでも大型の船を作るのは木製でも構わないが、戦車などというものまで木製だったから今の精度で考えるとこれは模型(スケールモデル)というよりオモチャに近いものだったかもしれない。

ただその後すぐにプラモデルというものが流行し始め、特に第二次大戦中に活躍した各国の名戦闘機をコレクションしたりしていたのが小6の頃だった。小さいサイズながら集めた数十機の戦闘機を眺めては喜んでいたのだけど、特に陳列するような場所もなく机や棚にそのまま並べていた。すると当たり前のことだがホコリが溜まる。これを良かれと思って母がハタキ(家では桟払いと呼んでいた)をかけると必ずのように1機や2機のプロペラが引っかかって壊れてしまうのだった。

ところがある日、同じようにプラモデルの飛行機をコレクションしている友達の家に遊びに行ったら、これらが全機ガラスケースに収まっていてホコリとは無縁の状態だったのがものすごく羨ましかった。さすがはクラス一のお金持ち。今でもあのときの情景を憶えているほどだ。しかも彼が集めた機数は100を越えていたはず。

そんな小学校時代だったが、成長するとともに次第に模型作りもたまにしかしなくなり、高校生のときはすっかりジャズの魅力にハマっていて聴くのはもちろん自己流でアルトサックスの演奏にも夢中になっていた。

そして上京して大学生活が始まったのだけど、当時住んでいた4畳半のアパートは駅から遠く近所に友人知人もいず、電話もテレビも持ってなかったから部屋にいるときは退屈な思いもした。そんな時、そうだ、久しぶりにプラモデルを作ろうと思い立ち、熱中した挙げ句、我ながら綺麗に完成させたのが、このF-4 ファントムだった。

8年前に母と行った岐阜県は各務原の航空祭で、アフターバーナーを点火させ爆音を響かせて観客の前で急上昇を見せてくれたのもこのF-4だった。あれ以来、母はすっかり爆音ファンになって、また行きたいと言っている。


カッコいいのでもう一枚貼っておこう。
でも合成背景だと模型なのがバレバレだな。

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