一番星 with Q7
昨夜のライブで、これまで使っていたテナーのリードの鳴りが悪くなったように感じたので休憩時間に予め選別してあった別のリードと取り替えた。
出だしはそのリードで良かったのだけど、息を強く吹き込んだときの反応がイマイチだ。特に中高音でそのように感じた。
なので今朝は久しぶりに宮川の河川敷に出かけリードのチェックをしてきた。こればっかりは大きな音で鳴らしてみないとわからないから。ただいつもの選別方法と違うのは今年入手したリサーフェイサーという道具を持っていってリード裏面やサイドを削ったりしながらテストしてみたことだ。
この道具で注意深く調整するとほとんどのリードが使えるというハナシもあるので、少し鳴らしては調整を繰り返したりしていたのだけど、そうするとだんだんどれが次の常用リードとしてベストなのかが判らなくなってきた。というのも調整すれば確かに鳴りは良くなるのだけど鳴り方の種類が違うとでも言おうか、例えば1枚はウォームな感じ、もう1枚はダークな感じ、さらに別の1枚はもう少しビビッドな感じといった風で、3枚のリードをあれこれ調整しながら1時間半も掛けてやっとどうにか1枚を次の常用リードとして選別したのだけど、これだって本番で1時間くらい使っていると不満が出てこないとは限らない。全くサックス吹きの永遠の悩みはマウスピースとリード選びなんだよなあ。