パンジーやビオラが好きらしい with Q7
小学生の頃は昆虫採集が好きで、中でも蝶々の収集と展翅(てんし)には自信があった。綺麗に整えてコルク床、ガラス蓋の立派な標本箱に収めて夏休みの宿題として提出したら、デパートで買ってきたものを出すなと頭ごなしに先生に怒られたのは小学校5年の時だ。こちらの言うことを全く信じてくれない先生がガミガミ言う姿は今でも覚えているが、反対に言えばそれだけ子供の作品とは思えないものを制作したということでもあろう。子供は大人が思うほどには子供ではない。
最初はファーブル昆虫記に夢中になり、昆虫採集も手当たり次第だったのが、だんだんとターゲットが蝶々に絞られ、それも大型のアゲハチョウの仲間に特化していったのだけど、あの頃は珍しい蝶々を捕らえてもそれが何という蝶々かを調べるには昆虫図鑑しかなかった。あの頃、インターネットがあれば便利だっただろうなあ。
すると今の子供達が何かを調べるのは当然ネットを使うのだろう。じゃあ例えば好奇心の強い子供がとても物知りになったとしても不思議じゃないな。ただそういう風にある1面に特化するというのが今は難しくなっているような気はする。だから例えばそれが将棋なんかだと藤井君みたいな早熟の天才といわれるようなことになるのだろうし、電脳分野だったりすると若き天才ハッカーが誕生したりするのじゃないかな。
ところでこのヒョウモンと言われる仲間の蝶々だけど、確かにヒョウ柄の紋を持っていて毒々しい感じの、いわば蝶々界の大阪のオバチャンなのだけど、これって昔もいたのかなあ、ぜんぜん記憶にない。覚えてないだけかな?
確かにツマサキ(翅先)が黒いヒョウ柄紋の蝶々だ。