開演前 with Q7
このイタリアンレストランでは年に2回のペースでスペシャルディナーと演奏をセットにした企画に出演させてもらっているのだけど、ありがたいことにリピート客も増えてきて、今宵も1階の43席すべてが予約で埋まった。
初めてのお客さんがそこそこ喜んでくれるというのは、まあよくあることではあるが、以前も来てくれたお客さんが今回も喜んでくれて、しかもアンケートに「またこういう企画をやってほしい」とか書いてくれるのは本当にありがたく思う。
今回は食事バックのBGM的な演奏、というスタイルを完全に捨てて最初からショータイムとしてスタンダードジャズをお聴きください、という姿勢に徹した。なので全曲に簡単なMCをつけて、例えば何年にできた曲だとか、誰それがヒットさせたなどというハナシを館内マイクを使い曲に合わせて喋ったのだけど、そのお陰でスタンダードソングの魅力が分かりましたとかいう内容のアンケート結果がいくつもあった。これは嬉しい。まあジャズ好きな人で無い限り1930〜40〜50年代の曲を聴くことはあまりないだろうしね。
今回は休憩も入れたので実質は100分ちょっとの演奏だった。しかし個人的な反省で言うと、やはりテナーのリードの調子がイマイチだ。もうちょっとトリマーで調整しなくては。