灼熱の町内 with Q7
日に日に過酷な気温となっていて、しかも湿度も下がっているからか、今日、外の炎天下を歩いたら、をを!これぞまさに去年のギリシャだ!と思ってしまった。ギリシャに到着した日のアテネの最高気温が46度、ボクたちが観光していたデルフィでは43度。その時の体感はまさに今日の炎天下と同じだった。
ギリシャでは高温だけでなくめちゃくちゃ空気が乾燥していて、そのせいであちこちで自然発火の山火事が起こっていて、それをヘリで消火活動する現場にも通り合わせたものだった。「今年(去年のこと)は異常気象なんです」と現地ガイド氏は言っていたが、今日のニュースでは今年もアテネ郊外で大規模な山火事が発生したというから、やっぱり高温と乾燥の結果なんじゃないだろうか。
その点、ギリシャ対岸のエジプトではいくら乾燥しようが高温になろうが草木や植物が無いから発火しようがないので安心とも言える。そりゃカイロ市内は都会だけどすぐ傍まで砂漠が来ているというか、その砂漠に向かって都市が伸びているというような状態なので少なくとも山火事というのはありえない。山と言っても小高い岩山しかなく、その岩山には本当に岩と砂しかないから。四方八方見渡す限りに土とか植物がないという景色は砂漠以外ではなかなか見た覚えがない。
さてその一方で今の日本、もうこれで何日も雨が降ってないからこれだけ乾燥してきたのだろうと思うが、これに湿気が加わったらまるで皮膚呼吸が出来ない気分になりそうだ。