with K-01
レンズベビーを装着した手持ちで一番古いデジイチ、istDをせっかく引っ張り出したのであれこれ撮って遊んでいたら、なんとそのデジイチが昇天してしまった。具体的にはSDカードに書き込みが出来なくなってしまったのだ。当初はカード側の不良かと思って別のものに差し替えてみたのだけど症状は完全せず。そのうちにカードの抜き差しも出来なくなってしまった。ひょっとするとカードとの物理的な接合面の不具合かもしれないが、いずれにせよ15年も前の機種ならばもう修理は考えないほうが良いだろう。
初めて手にしたこのデジイチで撮影して喜んでいたのが2006年に行ったスペインだった。デジタルカメラはそれ以前から使っていたが、なんと言っても一眼レフでの撮影は、1970年代に始めたフィルム一眼レフでの撮影の醍醐味を蘇らせてくれるものだった。その時の写真のスライドショーがこちら。
以来、PENTAXのK10D、K20Dと使い続けてきたが、だんだん一眼レフじゃなくても希望する絵が撮れることに気づき始め、特にFujiのコンデジX10ではその素晴らしい描写を見て一気にコンデジへと気持ちが傾いたのだった。
やがてコンデジでありながら1.5inchという大きなセンサーを持つCANONのG1X Mk2が普段使いの主力になったのだけど、これはコンデジという割にはかなり重い。そこで正反対のミニサイズ一眼レフのPENTAX
Q7が最近の中心カメラとなっている。ただこれは同じPENTAXでもサイズがミニなので今までの交換レンズは使えない。せっかくのPENTAX用の交換レンズ群を活かせないのはツマラナイので、望遠だの広角だの、あるいはマクロといった特殊なレンズを使いたいときはミラーレス一眼のK-01を使っている。今日の写真もそうだ。これはFA35mm
F2.0という単焦点レンズを使いたかったから。ちなみにセンサーがAPS-Cサイズなので画角は52.5mm相当となっている。