神宮会館講堂 with Q7
一般募集400人に抽選で当たったので今日は川井郁子のバイオリンコンサートに行ってきた。ボクは抽選で当たったのだけど母は近所の人から当たり券を貰ったというので二人で聴いてきた。会場は神宮奉納というだけあって神宮会館のホールというか講堂だな。ここにパイプ椅子を500脚並べ前席100は崇敬会の会員用で後ろの400席が我々一般客。きっちり満席となっていた。
出演者はご本人のバイオリンに黒紋付姿の女性が二人で一人は琴担当、もう一人はメインが尺八でたまに琵琶を弾く。これで打ち込みというかカラオケのバックサウンドに乗せて3人が演奏する。内容の印象は、NHKの大河ドラマの最初のテーマ曲を次々と並べたような感じと言えばお分かりでしょうか。つまり和テイストの重視というか、日本の曲はもちろんクラシック曲なども和風アレンジ。海外で評判がいいからと御本人が言っていたので、つまりはその通りの狙いなんだろう。
しかし録音済みの大太鼓なんてのに負けない音量となると、せっかくのバイオリンもしっかりPAを通していて、おまけにボクに言わせるとリバーブ掛けすぎ。ただでさえ感動盛り上がりドラマチックてな曲想ばかりなので完全に一人で演奏したバッハのガボットでホッとする。でもリバーブが深いので完全生音で聴き直したくなったけど。
衣装もバックの二人が黒紋付で御本人は最初は天女の衣風?しかし段々と和テイストが薄くなってくるとこれを演奏中に脱いで、下はお得意の肩出しドレス、それも今日は白のベアトップチューブドレス。それはいいんだけどそのドレスと黒紋付が一緒に演奏するのは見た目的に違和感を感じたが、外国じゃこのほうが受けるのかもねえ。
当たりチケット
あー、生音のバイオリンや弦楽演奏が聴きたくなってきた。口直しにクレメラータ・バルティカでも聴こうかな。