*** テキトー絵日記 ***

2018/09/25(火)

本日のティータイム

with Q7

本日のティータイムはいつものお茶プレッソではなく、シンガポール土産に頂いたTWGの紅茶。お湯を注ぐとたちまち甘いバニラの香りが立ち昇る。それもそのはず、この紅茶の製品名は「Vanilla Bourbon Tea」となっている。

バニラは分かるが、その後のBourbonってどういうことだろう?まさかバーボンと関係あるのか?そこで調べてみたらこれをちゃんと解説してある英文のページがあった。やっぱり酒のバーボンと混同する人がいるからだろうな。

その解説によればバニラ豆の産地にはタヒチやメキシコなどがあるが、なんといっても世界のバニラの35%を占めるのがマダガスカル産で、このBourbon vanillaとはそこの産品名なのだった。ちなみに日本語で読む場合はバニラ バーボンではなく、バニラ ブルボンと言うらしい。まあ確かにシンガポールのお茶メーカーならインド洋産を使うのも当然か。ところでこのティーバッグのラベル部分にはこんな表示がある。拡大してみると、、

さていきなり100% naturally-theine freeときた。このtheineって何だ?と手元の辞書で引いてみると、、出ていない!75000語収録の旺文社ROYAL、ダメだねえ。仕方ないのでネット検索すると化学物質でカフェインのことらしいが、じゃあどうしてcaffrineと表示しないのか、これも調べてみるとコーヒーに含まれるのはカフェインだが紅茶にはこのtheine(日本語だとテイン)が含まれていて、この両者はどう違うのか/違わないのかを詳細に書いてる英文ページがあるほどだ。

とにかくまあそういうもんかと納得してラベルのその下を見ると今度はRed Teaとある。飛行機で食事の後にコーヒーやお茶のサービスがあるが、欧米間ではお茶は間違いなく紅茶なので単にTeaと言えば紅茶を淹れてくれる。ところが日本発着の海外便の場合はTeaといってもそれが日本茶(Green Tea)だったりするので紅茶が欲しい場合はBlack Teaと言わないといけない。なので紅茶=Black Teaだと思っていた。

そこへこのラベルだ。堂々とRed Teaと書いてある。紅茶の直訳みたいな気もするが何故Black Teaと表示しないのか気になったので調べてみたら、これもやはり海外でその違いが取り沙汰されたようで、こんな表現があった。

actually, black tea means tea without flavor or any mixing. so, people won't use”black tea” as all red tea.

つまり香り付けなどの一切ないシンプルな茶葉の紅茶をBlack teaと呼び、このVanilla Bourbon Teaのように例えばバニラをミックスしてある場合はRed Teaというのだった。知らなかった〜。

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