with Q7
今夜はMSJOことMarinesnow Jazz Orchestraを鑑賞してきた。伊勢の社会人ジャズオーケストラとして長年活躍されていて、今回の年次定期演奏会がなんと26回目だそうだ。このバンドにはボクのお友達や知り合いなども参加しているのだけど、基本的にコンボ畑でやってきたボクにとっては知らない人のほうが多い。
曲も前半のベイシー特集などはボクの知らない曲がいろいろあって新鮮な感じで楽しめた。ここのホールは400席近いキャパがあるのだけど、その殆どが観客で埋まっていたから動員数で言うと先日のルー・タバキンよりも多い観客と言える。スゴイなあ。
ただその比較でいうと、ルー・タバキンは3人だけなのにほとんどPA無し、一方このビッグバンドは16人編成なのに全員がマイク有り。なにせピアノが舞台に向かって左にあるのだけど実際には舞台の右手のスピーカーから聞こえてくるという不思議。
どうもボクは必要以上のPAというものに拒否反応があるみたいだ。クラシックファンから見たポップス系統を嫌う要因の一つにこれがあると思うのだけど、確かに楽器本来の美しい響きというのはPAを通しては味わえないと思う。リバーブとかの人工的な響きも最小限のほうがいいな。
とはいえ、これらはバンドそのものとはあまり関係のないハナシで、演奏は楽しく味わうことが出来ました。それにしてもユタちゃんはフィルインが上手いなあ、、、。