*** テキトー絵日記 ***

2018/11/20(火)

カンボジア旅行(3)

密林の廃墟、ベン・メリア遺跡 with G1X Mk2

旅行三日目はアンコール遺跡群から離れて山の上のプノン・クーレン遺跡に向かう。ちなみにこのプノン・クーレンとは「ライチの山」という意味だそうだ。世界遺産としてのアンコールワット遺跡というのは中心部から半径33キロ以内に点在する534ヵ所の遺跡群を意味するので、このプノン・クーレン遺跡や次のベン・メリア遺跡は世界遺産にはなってない。

このプノン・クーレン遺跡はアンコール発祥の地といわれているが現在は仏教聖地となっている。山頂の涅槃仏や川底に広がるヒンドゥー彫刻などだが、今日は川の水量が多くほとんどが見えなかった。ただこの山で切り出された石が川を使ってシェムリアップまで運ばれたというのは壮大な事業だなあと感心する。

観光後は再びバスで走り次に向かったのがベン・メリア遺跡。ここはジブリのアニメ「天空の城ラピュタ」のイメージモデルとなった場所と言われている。長い間、深い森に埋もれていて遺跡が発見されたときはすでにガジュマロなどの巨木が遺跡の石に食い込むように成長していて遺跡修復は手が着けられずになっていたという幻想的な廃墟の遺跡だ。



巨人兵は何処に?

このあと名物のアンコールクッキーの店やオールドマーケット、さらには現地スーパー一(ラッキーモール)に立ち寄って土産などを物色したが、今回は短期旅行ということもあって友人知人には旅行の件をほとんど話していないので特にバラ撒き土産なども必要ない。いつものように旅行記念のマグネットとジュニアへのTシャツ、自分用のネクタイなどを買って空港に向かった。

ベトナムエアーVN-0834便は定刻通り20:30にシェムリアップを発ち、1時間少々でベトナムのハノイに着いた。機内では軽い食事ということだったが、お昼からずいぶん時間が空いたのでいつもより美味しく頂いた。やはり空腹に勝るもの無しだな。

ハノイでのトランジットは2時間ということだったが移動やボーディングタイムを考えると待ち時間は1時間程度と万事順調に運んだ。というわけで来たばかりなのに今夜はもう帰国するのだった。嗚呼、弾丸ツアー也

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