ホテルの部屋にあった絵 with G1X Mk2
今日はもういつもの木曜日なので午後は母を気功教室に送迎してその間ボクは図書館でイタリア語の自習。しかし今日やった文法書のほうは難しかった。80分ほどやったが良く分かってないのが本当のところ。そういえば会話中心のロゼッタストーンもしばらくやってないな。
さて、今回の旅行で知ったカンボジアのことなどを少々。カンボジアは王国で人口は1600万人。首都はプノンペンだが今回訪れたアンコールワットのあるシェムリアップはカンボジア第二の都市で人口85万人。学校は日本と同じ633制だが義務教育は無い。ただし15歳までは無料とのこと。それでも田舎では学校に行かない子供も多いそうだ。反対に都市部では教育熱が高く多くの子供が塾に通う。学校は2部交代制で午前の部は7時から11時まで。午後の部は1時から5時までで、生徒も入れ替われば先生も入れ替わる。なぜなら先生などの公務員もバイトをしないと生計が成り立たないからなんだそうだ。お巡りさんは罰金を徴収するのが彼らのバイトなので、罰金も交渉次第でまけてくれるらしい。
市内は東南アジアらしくバイクだらけなのだけど、驚いたことにはカンボジアにはバイク免許というものが無い。なので小学生や中学生がもっと幼い子を乗せて走っていたりするのでビックリする。バイクは最近までは定員が無かったが現在は定員3名と決まっている。それでも1度だけ4名乗車を見た。ノーヘル厳禁は守られているようだ。市内は信号のない交差点も多いが、エジプトみたいに怒鳴り声やクラクションがやかましいことも無く上手に割り込んでいくのはさすがアジアだと思った。
カンボジアの平均年齢は25歳とめちゃくちゃ若いが、これは例のポルポトの大虐殺も関係しているのじゃないだろうか。今の平均寿命は59.8歳。ところが昔は皆70歳を超えていた。これには訳があって今は野菜などが大量にベトナムから入ってくるのだけど、それらは化学肥料や農薬をタップリと吸収していて、平均寿命が早くなったのはそのせいだと言われているらしい。なので今でも自給自足に近い田舎の寿命は昔と変わらないのがその証拠なんだそうだ。そんなこんなが関係しているのか、カンボジアではベトナムの評判が悪いと聞いた。
電気はほとんどか全てが輸入に頼っていて、シェムリアップの電気はタイから来ている。実はボクたちが訪れた前日には市内の停電があったそうだ。
今回、現地で覚えたクメール語はソースデイ(こんにちは、こんばんは)とオークン(クにアクセントでありがとうの意)、他にもいくつか教えてもらったのだけど残念ながら覚えていない。ただシェムリアップは国際的な観光地なのでどこでもだいたい英語が通じる。