日曜点描 with K-01
せっかくの日曜日だが天気は下り坂で、またも雲に覆われた空が広がっている。でも曇天ゆえか、冷え込みは少し緩まったような感じがする。昨夜の帰りは寒かった。夜の11時頃で気温は3度だったから明け方には零度近くなっていたのかもしれない。
午後、アジトにて昨夜のライブで使った譜面の整理をしながらふと思いついて昔愛用していたマウスピースを取り出し鳴らしてみた。オットーリンクのメタルでNYモデルというものだが、前回これを使ったのはもう10年以上前だと思う。心肺機能の衰えが原因だと思うが、このマウスピースでバリバリとソロを取るのがしんどくなっていたからだ。
というのも昨夜のライブで今まで使っていたマウスピース(スタンゲッツモデルとも呼ばれているオットーリンクのスラント)がリードを厚いものに替えたにも関わらずやっぱりちょっと鳴りすぎ傾向にあると感じたからなのだ。
じゃあしんどくなって使うのを止めていた初期のMPに戻したらどうなのだろうと思って引っ張り出してみたというわけだ。アジトなので試しに小さい音で鳴らしただけなのだけど、案外良さそう。少なくとも心肺的に苦しくなったりはしなさそう。しまったなあ、昨夜のライブでこれを試してみれば良かった。次にテナーを鳴らす機会は来月の月例まで無いだろうし。
しかしそれにしても40代の頃に使っていたものに戻るとはどういうことなんだろう?心肺機能が強化されてきた?そしてそれはせっせと通っているプールでのロングスイムのおかげか?あるいはたまたま今だけの現象なのか?うむむむむ、あ!、ひょっとしたら管体の大きいバリサクに慣れてきたので、それより小さいテナーは以前より簡単に息のコントロールができるように成ったという説もあり得そうだ。