with KP
年末の頃から、いや違うな、もっと前のクリスマス前からこの天声人語の書き写しをサボっていて、なのでその分の日数の朝日新聞の一面が溜まっている。それを数日前からセッセと消化している訳なのだけど、当たり前ながら毎日溜まっている中から一日分だけ書き写したのでは全然消化できない。
なので3日分ずつ書いているのだけど、天声人語は603文字なのでこれの3日分だと1809文字になる。つまり400字詰めの原稿用紙で言うと4枚半ほど。これを日によってペン先がEF(エキストラファイン−極細)の万年筆とFM(ファインミディアム-中細)の二本の万年筆で使い分けて書いている。
元々がかなりの悪筆なのでワープロやPCが出てきてからはますます自筆で物を書かなくなり、気がつけばそれで40年ほど過ごしてきたのだけど、このままだと指の書く筋肉が増々衰えていくのをなんとか防ごうというのがこの書き写しの最初の目的だった。いわば指の筋トレでもある。他にあわよくば読めても書けなくなってきている漢字を少しでも覚えられたらという希望もあるし、コラムの書き方みたいなものに習熟できたらという、これはまああまり実らないかもしれないがやってれば少しは身につくなにかがあるかもという淡い期待だ。
昨日は「島嶼」という漢字が出てきて、この後ろの「嶼」という字がどういう形なのかルーペを使ってもよく確認出来ず、結局PCで巨大フォントにしてやっと理解できた。こうなのですよ→「嶼」、知ってましたか?