*** テキトー絵日記 ***

2019/01/14(月・成人の日)

ニューイヤーコンサート

by ウィンナー・ワルツ・オーケストラ with KP

去年を除いて毎年のように行っているニューイヤーコンサートに今年も行ってきた。出演はお馴染みのサンドロ・クトゥレーロ指揮のウィンナー・ワルツ・オーケストラ。この楽団による前回はいつだったかと過去日記を検索してみたら、3年前の2016年だった。そのときはバイオリンとフルートに日本人が入っていたと書いてある。フルートはゴールドプレートだった。

さらに過去に上ると2015年にはペーター・グート指揮のシュトラウス・フェスティバル・オーケストラによる公演のなかで今日も演った「ヴィリアの歌」を聴いている。あのときはソプラノが小林沙羅という日本人だったが今回はスロヴァキア出身のパトリシア・ソロトゥルコヴァという愛嬌のある顔をした綺麗な人だった。やっぱりソプラノは綺麗な人のほうが嬉しいな。↓


Patricia Solotrukova


ヴィリアの歌

しかし今日のアンコール中での意外なハイライトシーンでもあったリードバイオリンとチェロの二人で演る「パッサカリア」は、あれ?これは前にも聴いたことがあるぞと思い、過去日記を探してみたら2013年のニューイヤーコンサートでこの二人(チェリストは同一人物かどうかわからない)がパッサカリアを演奏していた。やっぱりね。

というとなんだねえ、6年前の演目を同じ地区というか、この三重県公演で取り上げている訳だ。確かに超絶曲を凄テクで聴かせるので観客の引きつけ度合いも高く、それまでの正月王道のウィンナーワルツやポルカに慣れた耳にはヘンデルのバロック曲はとても新鮮な響きで素晴らしいのだけど、6年経ってれば違う内容を披露しようとはしないのかなあ。まあ確かにクラシックっていうぐらいだから同じものを何度も取り上げるの仕方ないというか、それこそが予定調和でいいのだけど、アンコール曲の中での変わった趣向としての色付けとしてなら違うものも演ってほしかったなあ。


この二人の演奏も素晴らしい、パッサカリア

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