with KP
今日はまもなく91歳になる叔母の病院付き添い。主な病因は腎臓なのだけどそちらの悪化と共に認知の方も出てきてこの一ヵ月の間でだんだんと妙なことを口にするとか、言動があやふやになることが増えてきた。しかし完全に可怪しくなったわけでもなく、特にこうして病院とかに連れてくると案外まともな受け答えだったりするのでハナシがややこしくなる。
ただ検査結果の数値は相当悪化しているにも関わらず本人は「私は病気ありません」などとしゃあしゃあと答えたりするのでドクターは苦笑するばかり。もっともすでにここまで悪化する前から、つまり先月の通院の帰りには、もう治療などせずに好きなようにさせてもらう、などと言い切っていたので今日はそのことも話し今後はそっちのほうで様子を見てもらうことにした。
しかしそれにしても今日の病院も大勢の外来患者で待ち時間はタップリある。というか採血するだけで45分も待たないといけないし、それらの検査結果が出るまで診察はしてもらえないので、そこからまた1時間は待たないといけない。そんなこともあろうかと電子bookにダウンロードした「密やかな結晶（小川洋子著）」を持っていって読んでいたのだけどさすがに50ページ読んだところで集中力切れとなって一旦休憩にした。
普段お世話になっているホームドクターからも、また日赤の専門医からも長くはないでしょうということを聞いているのだけど、果たして来月の受診予約日には今日のように通院出来るのだろうかと考えながら帰ってきた。
