by KP
木曜日はまた朝から雨。午前中は白内障手術の終わった奥さんを眼科まで送迎。1時間ほど掛かる予定というのでボクはそのままイオンまで行って何か欲しいものでもないかと物色したが、ポケットチーフは置いてないし、カフスボタンもタイタックとセットものしかないし、黒の綿パンもスッキリしたデザインのものが無かったし、結局なにもなかった。
午後は木曜日なので恒例となっている気功教室まで母を送迎。終わるまでの間はいつものように図書館でイタリア語の自習。だけど使っているイタリア語の文法書がかなり難しくなってきて手に負えなくなってきたので新たに書き込み式のイタリア語の本を買ってそれを自習した。がしかしこれはこれで簡略し過ぎというか、内容を飛ばし過ぎていていきなり半過去やら近過去まで行ったのでちょっと一服。
そこで後半は先日、面白そうだと思ってダウンロードしてあった原田マハの「楽園のカンヴァス」を電子リーダーで読み始めたらこれが猛烈に面白い。それはこの本が単なる小説作家が書いたものではなく、作者自身が美術史の専門であり実際にNYの近代美術館に勤務していた経歴を持つ人が、あのヘタウマ作家のルソーを主題にして書いているからだ。というのもボクもこのルソーの絵は前から大好きなので自然とその内容にハマっていったのだった。
「夢」 アンリ・ルソー
図書館の帰りには施設に叔母を見舞いに行ったが、今日はよく寝てるようで起こすのも気の毒な感じがしたので、施設の介護の人にここ一両日の様子を聞いて帰った。やはり固形物はほとんど口にしていないらしく今朝は高カロリーのゼリーを食べたということだった。
さて夜は夜で、ご近所で懇意のお付き合いをしていた方が昨日亡くなったので母や叔母たちを連れてボクも一緒にお通夜に参列し、その後はそれぞれの自宅までお送りして帰った。明日は昼から告別式があり、故人は特に母と親交が深かったので出棺後は焼き場までお付き合いする予定だ。