養草寺祭壇 by G1X Mｋ2
火葬場が一番早い時間しか取れず、したがってそれに合わせた出棺となるので通夜会場には朝7時の集合となった。予約表を見れば本日も朝から30分刻みで午後までびっしりと予約が入っている。冠婚葬祭というが今や結婚式場より葬祭場のほうが忙しいのもよく分かる。
9時前に最後のお経をいただき5台ある火葬機の一番端に亡骸を収める。
10時過ぎに案内があり火葬後の遺骨を一人ずつ骨壷に収める。それから分散して本葬の行われる養草寺に向かう。
11時、養草寺控室にて二冨士より仕出しのお弁当を頂く。昨夜のお通夜の時と同じような内容の弁当だが、八百正より二冨士のほうが良いという意見が圧倒的。お吸い物まで付いて八百正よりリーズナブルとはねえ。
12時半、受付に立つも遠来の弔問客が予想より多く、急遽お返しの品の追加発注となった。特に表千家関係の茶道、嵯峨御流関係の華道、この2つの関係者が多い。
13時、葬儀が始まったが僧侶7人による読経は圧巻のハーモニーだった。元より声明が好きなので1時間に渡る読経も退屈になったりはせず興味深く所作などを拝見した。
14時半頃、お墓に向けて移動し15時前に墓地にて本日最後のお経を頂きながら納骨。これにて散開となりいったん自宅に戻り17時から近くの日本料理店にて精進落しとして懐石料理を頂いた。同じような和食が3回連続したことになるが、伊勢赤鶏のすき焼きは温かいものゆえ格別のご馳走だった。刺し身や天ぷらは3回も続くと食傷気味になってしまう。
19時過ぎて精進落しも散開となり忌中のイベントは全て終了した。
