製作中 by G1X Mk2
以前、ポルトガルに旅行することになったとき、西欧史における教会建築のことを勉強してから出かけたらとても実りが多く、なかでも石組みの屋根に関して典型的なゴシック様式の教会の構造を理解するには模型を作るのが一番だった。
そのときにお世話になったのが今回も製作中のこのペイパークラフトによる建築モデルだ。正確には「3D
立体パズル」というシリーズ製品名で、紙というよりは極薄の発泡スチロールみたいなクッション性のある材質の両面をコーティングした紙で挟んであるという感じだ。
このシリーズの良さはハサミ要らずノリ要らずな点で、正確にほとんどカットしてあるパーツを手でバリバリと剥がし、糊無しで穴に差し込むだけで組み上がっていく。しかも一度、組み上がるとかなりの耐久力がある。製造は中国だがパッケージには英語表記が主となっている。
で今回はとある建物を総合的に理解したいと思ってこれを作ることにした。さてこれはどこの何という建物でしょう?、、、といっても別にクイズではありませんが。