by G1X Mk2
これはうちの奥さん宛に今日届いたのだけど、どこかで住所などが流出したらしく、この手のハガキはこれでもう4度目くらい。コレクションしているわけではないので毎回のお知らせハガキの詳細な違いは把握してないが、まあとにかくひと目で詐欺ハガキと分かるやつだ。
ちなみにここに出ている住所「東京都千代田区霞が関1丁目1番地3号」を検索するとすぐに「それは詐欺です」と警告されるが、実際にその場所はあるのかと地図で検索してみると霞が関にある弁護士会館になっていた。なるほどやるもんだね。
電話番号の03-5962-0194も、それは詐欺の電話番号ですという検索結果に当たるが、これが実際にどこに繋がるかはちょっと興味がある。03といういかにも東京都内と思わせておいて、本当はタイだの中国だのに繋がるのかどうかは興味がある。といっても危ないので実際には電話してませんがね。
ちなみにこのハガキの消印は板橋北になっているので、これはまあ、ありふれた国内の詐欺グループってことなのかもしれない。そう言えばこれとは何の関係もないが、その昔、まだインターネットが公開される前、パソコン通信では掲示板に堂々と名簿の売ります/買いますが出ていたことを思いだす。どこそこの学校の卒業者名簿みたいなのから始まって、交通違反者の一覧名簿とか、犯罪歴のある者の名簿とか、だんだんと危ない内容だったりしたが、それをパソ通とはいえ堂々と売ります/買いますに出しているのを見て驚いたものだ。
でもそういえば、統一教会に所属して集団結婚した体験談とか、年配男性による禁断の同性愛の出逢い体験記や、実際にシャブ中になって抜け出すまでの女性の実録とか、あの頃というか、パソ通の世界じゃないと触れられない体験談もあったなあ。一種の電脳アンダーグラウンドな世界だったのかもしれない。今のオープンなネット世界では考えられない。あ、今なら闇サイトってやつか。
