with G1X Mk2
Youtubeを見ていたら偶然これにヒット。そこで俄然リー・コニッツに興味が出てきた。いや、出てきたというのは違うな。もともとリー・コニッツは好きで特にウォーン・マーシュと演っているアルバムは不思議な魅力で50年近く前によく聴いていた。
これは愛聴盤の一つだった。
ジャズサックスの世界において、特にアルトサックスでは圧倒的にチャーリー・パーカーを発祥とするビバップフレーズが主流で、このリー・コニッツの吹くロングフレーズはピアニストのレニー・トリスターノが提唱する理論的な発展方法だと言われている。がしかしボクはその本家本元のトリスターノ自身の演奏にはあまり惹かれず、もっぱらトリスターノスクールといわれたリー・コニッツやウォーン・マーシュの演奏に惹かれていた。
ただそのトリスターノの提唱するという理論をなにかで読んでみたことはあるのだけど、全然理解出来ず理論体系として学ぼうという意欲は無くなっていた。それがいきなり冒頭に挙げたビデオを見たら、そうか、理論は分からずともリー・コニッツの作曲したメロディを奏でれば少しは得るものがあるかなと思い、急遽、譜面を入手してフルートで吹いてみた。タイトルはSub-Conscious-Lee、潜在意識下という単語、Subconsciouslyのもじりだ。シャレている。
レコードのような速さでは全然ついていけないが、独自のメロディラインが少しは理解できそうだ。なにしろコード進行は簡単なのにそこからこういうメロディラインが生まれるというのが面白くもあり新鮮な驚きだ。練習しよっと。