水の都ヴェネツィア with G1X Mk2
朝8時にホテルを出て40km離れたベネツィアに向かう。本島対岸のトロンケットで船に乗り換え30分ほどでベネツィア本島に到着。日差しがとても強く、この日の正確な気温は不明ながら数日後には38度の予想が出ているそうだ。
大勢の観光客で溢れるサンマルコ寺院前
観光はサンマルコ寺院に入場し、ドゥカーレ宮殿やため息橋など有名どころを見て回り、ゴンドラに乗って30分ほどの水路遊覧。水面に近いので涼しいが同時に水質悪化による臭いにも気付かされる。早い話がどぶ川の臭いだ。さすがに大水路に出れば海の一部と感じるが狭い水路では環境悪化も実感出来る。それにしてもこれほどの石造りの建築群が打ち込んだ杭の上に建造されているということに驚く。確かにサンマルコ寺院の見事なモザイクの床も凸凹が激しかったし、巨大な塔も傾き掛かっていた。
皆さんゴンドラに乗る
かつてはアドリア海を牛耳るベネツィア共和国だが、現在本島では新築は許されず改築も外観は歴史的な建造物を補修するのみなので人口はどんどん減り続け、昨今は観光業を中心に住民は5万人ほど。なので本島でジモティの生活感を実感できる場所はわずかしかないそうだ。それでも狭い隘路に面した上のベランダに洗濯物や花などを見ると情緒を感じる。
ボクもゴンドラに乗って遊覧
本日のランチはこの本島で名物のイカスミパスタ、舌平目のムニエル、ティラスミ。イカスミパスタはシンプルながら名物と言われるだけあって美味しかった。ただBGMがテネシーワルツだったのでイタリア旅情はちょっとマイナスな結果に。どうせ観光客ばかりなのだからBGMもイタリアンにして欲しかった。この辺りは日本のイタ飯屋のほうが気が利いている。
ヴェネツィア名物のイカスミパスタ、舌平目のムニエル
デザートはティラミス
ランチの後は再び船に乗って対岸のトロンケットに戻り、ここから250km離れたフィレンツェに向かった。
途中、ショッピング店などにも寄り夕食はレストランにてアマトリチャーナ(トマトソースのパスタと塩漬けの豚肉)、七面鳥のオーブン焼き、アップルパイ。これもシンプルながら美味しかった。集金精算時、あちらさんのミスでエスプレッソが計算外のタダとなったが敢えて自己申告はしなかった。
アマトリチャーナと七面鳥のグリル
甘さ控えめで自慢の自家製アップルパイ
9時前にフィレンツェのホテル到着。かつてのアメリカ資本の大型ホテルで近代的だが風情は無い。ここで2連泊となる。