*** テキトー絵日記 ***

2019/06/26(水)

イタリア旅行記その(4)

フィレンツェといえばこのドゥオーモ! with G1X Mk2

時差ボケの影響か、あるいは長距離移動のバスで爆睡したせいか夜中の3時半に目が覚めてしまい、それ以降が眠れないというか眠くならない。仕方ないので起きることにして、今この日記をポメラで打っている。本日の朝食は7時半からだというがそれまで何しようか?

と言うわけでどうにか早朝を過ごし、朝8時にホテルを出てフィレンツェの市内観光に出た。世界遺産となっている中心部の歴史地区は大型バスが入れないので、中心部から離れたところでバスを降り、川沿いを歩いて向かうが今日も強烈な日差しで、朝、ホテルのテレビで見た天気予報によると今日のフィレンツェの最高気温は37度となっていた。ちなみに今年のこの時期のヨーロッパは異常気象で、現地の人もこの時期にこんなに暑いのは異常だとこぼしていた。

今日の観光はウフィッツイ美術館から。ここは例の有名なビーナスの誕生を始め、ダ・ヴィンチ、ラファエロ、ボッティチェリなどルネッサンスの宗教絵画や彫刻がずらりと揃い、個人的には美術の教科書を見ている気分でガイドの説明を聞きながら回った。


やはり人気はこの辺りか

でも興味があったのは外のシニョーリア広場に立っているダビデ像だった。なにしろEテレのイタリア語はこのダビデ君とモナリザさんがマスコット的ガイド役なのだ。なので美術館の売店では思わずこのダビデ像の一番小さいミニチュアを衝動的に購入してしまった。


広場に立つダビデ君

本日、フィレンツェで入場観光したのはこの美術館だけで、あとはフィレンツェのモニュメント的なドゥオーモやベッキオ宮殿、サン・ジョバンニ礼拝堂などを説明を聞きながら外観のみの観光だった。ベッキオ橋は遠望のみ。

お昼は「イタリア人が作る本格中華というものを味わっていただきます」との言葉にちょっと興味も出たが、内容は「イタリアに来てわざわざ2流の中華を食べる必要があるの?」だった。7品のコースだったが写真を撮る気にはなれなかった。

遅い昼食の後はバスで2時間近く走りピサへ。あの有名なピサの斜塔だ。ところがここでは斜塔そのものより、その斜塔の本体ともいうべきピサの大聖堂が素晴らしかった。外観もさることながら、やっぱり内部を見てこその感銘だと思う。肝心の斜塔にも登ってみたが、4階までの傾きが大きいことが階段を上りながら実感できた。ちなみに傾いているのは斜塔だけではなくて併設の礼拝堂も傾きかけているのだけど、これは付近一帯の軟弱地盤によるものだそうだ。欧州はなんでも石造りだから建造物の重量も半端ないだろうと思われる。


ピサの大聖堂


その内部


しかし何と言ってもピサと言えば有名なこの斜塔

夕食はこのピサの大聖堂近くのレストラン。プリモピアットは3種のブルスケッタ、メインはフィレンツェ名物、子牛の煮込み、デザートはパンナコッタのブルーベリーソース掛け。全部美味しかったので昼の中華が余計に残念に思えた。旅行社のアンケートに書いてやろうっと。「イタリアン中華は要りません」


3種のブルスケッタ と子牛の煮込み

デザートはパンナコッタ

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