with KP
今日、お昼を食べた讃岐うどん店を出たら駐車場の気温は41度だった。ここ3日ほどお盆前の猛暑がぶり返している。関東地方に接近しつつある小型台風の影響で今晩から明日にかけては東海地方も雨という予報が出ているが、果たしてどうなんでしょう。この空を見ている限りではにわかに信じがたい気もするけど。
今日、新聞の書評に「秋吉敏子と渡辺貞夫」という本が紹介されていた。どちらも日本の戦後のジャズ界を代表する先達だ。特に秋吉敏子はJATPで来日していたオスカー・ピーターソンの口利きもあって早々と渡米し、日本人プレーヤーがアメリカで活躍する道を切り開いた人とも言える。
渡辺貞夫はもちろんナベサダでお馴染みの、これも日本を代表するトッププレーヤーで、アメリカのバークレー音楽学校で教えていたジャズ理論を日本に持ち帰った功績でもよく知られる。なにしろそれまでジャズなんていうものはアカデミックに教えることは出来ないとされていたものをバークレー流に冷静に理論ずくめで教えることが出来るということ自体が新鮮な驚きだったからだ。
他にも渡辺貞夫が渡米時にアメリカで流行っていたボサノバを日本に持ち帰り、そのボサノバをジャズメンが演奏するのが当たり前というブームを引き起こした実績も大きいと思う。
という訳でこの二人の歩んできた航跡や残した功績は知ってることも多いのだけど、やっぱりここは読まないといけないでしょう、という訳で早速ポチっと注文しておいた。