with G1X Mk2
う〜ん、痛いところを突いてくるなあ、ディアゴスティ〜ニ! 今度はJALの歴代旅客機シリーズだそうだ。んでもってその発売第1号はこれ、B787-900「ドリームライナー」。日本の繊維メーカーが誇る炭素繊維を大幅に取り入れた軽量化による燃費向上した機体だ。
2011年にキューバに行ったときはアエロメヒコがまだこの787を導入する前で、特に帰りのメキシコシティーから飛び立ったときは燃費(機体重量)に関するトラブルから、給油する平地のティファナでスーツケースを無作為に35個も降ろして機体を軽くするという荒業が行われた。2発ジェットが太平洋を横断するにはギリギリということだったんだろう。特にメキシコシティは高所なので燃料を満タンにすると飛び上がれないというジレンマがあった。
それが2016年にメキシコに行ったときは機材がこの787に替わっており、行きはもちろんメキシコシティー発の帰りも何の問題もなく高所であっても満タン給油した上で無事に飛び上がった。なので途中の平地で給油する必要もなく成田まで直通だった。成田までの13000km分の燃料を入れて富士山5合目ほどに相当する高度2200m付近から離陸出来るようになったのは、この複合素材を取り入れた機体だから出来たことだろう。これでアエロメヒコも快適になった。
でも内部のシートアレンジなどは中部〜成田間で乗ったJALの787のほうが一段上だった。たまたまその日乗ったJALは国内線にも関わらず国際線仕様の機体だったので余計に違いが感じられた。