吉村昭「漂流」

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今日は朝から一日中雨。上がったのは日が暮れてからだったが、その後も空一面が白い雲に覆われている。明日は回復するのかな？

そんな日なので気温も上がらず今日は晩夏初秋の気分。今朝開花したハイビスカスもなんだか花びらに勢いがない。

先日から読書づいていて、なにか読もうと思いせっかくなのでKindleでダウンロードした吉村昭「漂流」を読み始めたらこれがめっぽう面白い。Wikiによればこれは「天保年間に船の難破で伊豆諸島の鳥島へ漂着し、12年に及ぶ無人島生活の後に故郷へ帰還した土佐の船乗り・長平の史実を基にした物語である。」とのこと。

事実は小説よりも奇なりというが、確かに人間の生命力というか精神力は驚くべきものがあるのだなあと一気に本の半分ほどを読破。しかしKindleの場合はページ数というものが表示されず、今読んでいるところは全体の何パーセント消化したところという表示なので、紙の本のような全体を意識した読み進め状態がイメージしにくいのがイマイチだ。