*** テキトー絵日記 ***

2019/09/21(土)

岡本かの子「金魚繚乱」

三和土に着陸した with G1X Mk2

朝から降ったり曇ったりの今日は一枚も写真を撮ってないので、先日あちこちに着陸させた中からこれをチョイス。カンボジアに行ったときのベトナムエアーもこのB787だった。窓のサンシェードがなく、自動/手動で窓ガラスの透過率を変えられるようになっているので、着陸前にCAが覆いを開けるように注意して回る必要もない。

今日はドンヨリとした天気に連動するように気分もドンヨリ気味で、不活発な一日だった。夜は恒例のBigBand練習に出かけるので今日のアクティビティはそれくらいかな。

アクティビティとは言わないのかもしれないけど、体を動かす代わりに読み始めたのが岡本かの子の「金魚繚乱」。これも美に対峙する青年のハナシで、ボクには三島由紀夫と通じるものがあるなと感じた。長編ではないけれどドンヨリ気分下での読書なので100ページほどを丸一日掛けて読了。

しかし現代文よりも大正や昭和初期の作品のほうが文章の格調が高いと感じてしまうのは、依怙贔屓というか一種の無い物ねだりなのかな。あるいは歌人でもあるという人の作品なので、言葉の選び方や使い方に余計に惹かれてしまうのかも。

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