*** テキトー絵日記 ***

2019/10/08(火)

サザエと金閣炎上

栄螺は大好物 with KP

今日、スーパーの魚売り場を覗いたらサザエが沢山出回っていたのでつい3個パックを買ってしまった。ボクは昔からサザエが大好きで高級なアワビよりもサザエのほうが好きだったりする。ついでにフグよりもヒラメだし、松茸より椎茸のほうが好きだったりする。何も判官びいきの類ではなく純粋にそっちのほうが味が好きというだけだ。人間が経済的に出来ているのかもしれない。ははははは

無事にクレジットカードが復旧したので改めて水上勉の「金閣炎上」をDLしてKindleで読み始めた。小説風ではあるがこれはドキュメントなんだな。しかしそれにしても時代や土地柄の背景を丹念に取材しているこの作品で炎上の一件にますます興味が募る。金閣寺を炎上させた限界集落出身の見習い僧は何故火を放ったのか、水上や三島がこの事件に興味を持ったのがよく分かる。

もうひとつ、最近リニューアルだかなんだかで宣伝に触れることが多くなった松本清張原作の「砂の器」。これも過去に読んだり見たりしたのだけど、これだけ宣伝を目にするとまたしても読みたくなってきた。ただ「砂〜」というとつい安部公房の「砂の女」の方が先に脳裏に浮かんでしまう。あれは小説も映画もその内容をアリアリと覚えている。どっちかというとボクはこっち派なのかもね。

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