with Q7
いつもの5人で月例ライブ、ただしボクは先月お休みしたのでボクにとっては隔月ライブとなった今夜のライブハウス”サライ”。天候不順のせいか、久しぶりに少ないお客さん。もっともボクにとっては客の入りはあまり重要でなく聴いてくれる人が数名でも数十名でも演ることは変わらない。
エンターテイメントの動詞のentertainとは、もてなす、とか、楽しませる、と辞書にはあって、そのことはボクも十分わきまえているつもりだが、ことがライブのジャズとなると半分はentertainであっても残りの半分はartの要素もあると思っている。
つまりこれを言い換えると客観50%vs主観50%、あるいは客受け50%vs自分の主張50%だとも思っている。
となると少なくとも後半の50%の領域内においては観客の存在はどうでもよくて、自分や自分たちがどこまで面白く、あるいは本気のやりとりで遊べるかという部分に掛かっている。これをボクはジャズのステージというものは芸能50%+芸術50%だと思っている。じつはこれはルー・ロウルズが「エリントンがそう言っていた」の受け売りなんですがね。