with G1X Mk2
気温も落ちてようやく秋らしくなってきた今頃になって窓辺のハイビスカスが勢いづいてドンドン咲くのはどうしてだ?そぼ降る雨に濡れているのはちょっと似合わない気がする。ホントは真夏の太陽が好きなはずなんだけどなあ。天気が下り坂なのは知っていたが、まだ降らないと思って自転車でプールに出かけたら帰りはびしょ濡れになってしまった。
昨日の浜松エアフェスタで度肝を抜く機動飛行を見せてくれた米軍のF16はやっぱりマニアの間では有名な機体(人)らしいことが分かった。アナウンスでは滞空時間が1000時間を超えるパイロットだと紹介していたが、彼が乗るF16は各地の航空ショーで観客を驚かせているらしい。と同時にそんな彼の機動飛行をカメラに収めようと各地に移動してフォローしようとしているマニアもいることが分かった。固有機体の追っかけとでもいいましょうか。そのくらい、あのF16は凄かった。
昔、まだ音源がレコード主体だった頃、日米で同じLPレコードが発売されてもマニアの中にはアメリカ盤にこだわる人たちがいた。ジャケットが違ってる場合もあって、それは分かりやすいのだけど、彼らが米盤にこだわるのは一見全く同じものでもアメリカ盤はレコードの溝の左右の幅が大きい、つまりダイナミクスが日本のものより大きいからだった。
これは日本発売のものはダイナミクスを押さえて再生時の針飛びを防ごうという安全策が優先しているのに対して、アメリカ盤はそんな繊細な予防策には無頓着なところがあって、それが結果的にはあちらの方が優れた音響環境になるというものだった。
これは今回のジェット戦闘機による機動飛行展示にも同じことが現れているように思う。米軍のF16はより低い高度で観客の上空付近をアフターバーナー点火して凄まじい爆音を響かせたのに対して、自衛隊のF2はそこまで高度を落とさず、アフターバーナーもほとんど使用せず、観客の上空での垂直ターンなどはしなかった。なのできっと様々な日本独自の自主的な規制要素があってそれが展示飛行の差となったのではないかと思う。とはいえ超低速飛行の中で米軍機がコブラターンに近い機動をしてみせたのは確実に技量の差だとは思うが。
Su35によるプガチョフ・コブラ