雲ひとつ無く with G1X Mk2
午前中、遠くから軍用ヘリらしき大型排気量の爆音が聞こえてきた。それも2機や3機ではない。たぶん明日の明野駐屯地の航空祭の予行演習だろう。ところが爆音はどんどん近づいてくるものの機影が一向に見つからない。
南側の窓から空を見上げていて気がついた。爆音はビルに反射して違う方向から聞こえていたのだ。で東の空をみたら、くの字にターンしていく途中の異機種編隊飛行が見えた。遠ざかりつつある先頭集団はOH-1やOH-6Dなどの観測ヘリだろう。その後にはお馴染みの対戦車ヘリが続き、後方には大型のCH-47などが飛んでいった。特にこの大型のチヌークが機体をきらめかせながら青空をバックにターンしていく様子は絵になったが、カメラは間に合わなかった。
明日はこの明野駐屯地の航空祭なので自転車で出かけようと思っているが、天気予報によれば明日は全面的に曇りで雲が広がるということらしい。航空機は青空バックが一番映えるのだけどなあと少し残念な気持ち。まあ雨よりはよっぽどマシだけど。
どこの航空祭でも機体のクローズアップを狙う航空写真マニアたちはバカでかいバズーカ砲みたいな望遠レンズを装着して参集している。あれを見てしまうと飛んでる機体を撮る気になれないのだけど、今日のチヌークを見たらやっぱり飛んでるところが撮りたくなった。
といってもボクの手持ちで一番長いレンズは100-300mm。これをAPS-Cのセンサー付きであるKPで使うと実質150-450mmになる。これでもまだ十分とは言えないが持っていくことにしよう。でも望遠ズーム付きのデジイチを自転車で持っていくにはちょっと重いんだよねえ。
