35mm f2.0 with G1X Mk2
三島由紀夫の「金閣寺」を読了したらもっと三島の文章を読みたくなり、本棚の奥をゴソゴソして見つけたのがこの「愛の渇き」。まるでメロドラマのタイトルだが、そこは三島由紀夫のことで単なる愛情問題だけのハナシではない。敢えて言えば「嫉妬」がテーマかもしれない。といってもまだ読み始めたばかりの上、この本はこれが今回で2度目の読書となるので果たしてこの先、テーマがどう変遷していくのかという以前読んだはずの記憶が確かでないからだ。
持ってるはずと思っていた川端康成の「雪国」は本棚のどこにも無かった。処分しちゃったのかなあ、記憶にないのだけど。あれももう一度読みたいと思っている。読みたいといえば元米軍攻撃機のパイロットだったスティーブン・クーンツ氏の書いた航空冒険小説「ファイナルフライト」が読みたくなってネットで探したら中古本があった。ただし上巻と下巻が別の中古書店で扱っている。上巻だけ、下巻だけを買っていった人がいるということなのかねえ?
元攻撃機パイロットが描く着艦シーンなどは圧倒的だという書評をみて読みたくなったのだけど、古本ゆえそれぞれが45円とか60円なのはいいとして、それにかかる送料が269円っていうのはなんか残念な気持ち。まあそれでも300円代で収まるから文句は言えない。
夕方、買い物に出たついでに書店に寄ったらJ-wingsの12月号でロシアの名戦闘機、フランカーとフルクラムの特集をやってたのでこれも買ってしまった。あの鳥みたいな大型戦闘機のシルエットは大好きなのですよ。ほかにも「潜水艦がまるごとわかる本」というのもついでに買ってしまった。その昔のPCゲームで潜水艦の操艦がいかに難しいかを納得したので少しでも理解したいと思って。