*** テキトー絵日記 ***

2020/01/04(土)

正月四日目

with G1X Mk2

偶然、見かけたこの風景だけど、電線とクルマが無かったらどこかの外国にいるような写真になったかも知れない。とはいえ外国、それも欧州だからといって絶対に電線が無いとは言えないのだけど、それでも過去に撮った外国の街中の写真に電線が写っていることは滅多に無い。あれは外国の電線は目立つようなところを避けているということなのかも。

正月も四日目になるとそろそろ飽きてきた。しかし何に飽きてきたのか考えてみると、どのみちテレビはほとんど見てない訳だし、お節は昨日のうちにほとんど片付けたし、じゃあ何なのだ?

たぶんこの何も予定がない日々に飽きてきたのだと思う。予定といってもそんな大層なことではなくて、ちょっとした用事とかでもいいのだけど、それすら何もないとまるで食事するだけしか能がないような気がしてくる。

そんなボクも来週には満69歳を迎えるわけで、老いるというのはこういう日々を当たり前のように過ごすことなのかなと想像してみたり。というのはさっき旅館の前を通ったら玄関から若い女性が勢いよく飛び出してきてボクとすれ違ったのだけど、その瞬間、なにか良い匂いを漂わせていったからだ。

その時に思ったのは、先日の大晦日で外宮正殿前に並んだときもボクの前に並んだ若い女性が良い匂いを発散していたのだけど、これは彼女らに共通するシャンプーのようなものの匂いなのか?あるいは抑えた柔軟剤のようなものなのか?それとも若い女そのものの匂いなのか?

つまり、そんなことを思うがゆえに却って自分が歳をとっていることを自覚したりしたのだった。今までそんなことをあまり感じたことはなかったからだ。ところでやっぱり若い男とか若い女って特有の匂いを発散しているように思うのだけど、実際はど〜なんだろう?

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