*** テキトー絵日記 ***

2020/01/07(火)

雨の日はブルースを

with G1X Mk2

年末は何でも「今年最後の〜」と言えたが今はその反対で、何にでも「今年初の〜」と言える。というわけで今日は令和2年初の雨。

午前中は昨日使った譜面を元の収納ファイルに戻しながら、今月の月例ライブの曲を当たっていた。今月はブルース特集にするとかで、変わったリズムのブルースとか、変わったコード進行のブルースはないかというリクエストがあったから。

そんななかで出会ったこれはどうかな。全然変わったところはないのだけど雰囲気が面白い。


Why don't you do right?

「どうしてあんたは他所の男みたいにチャント出来ないの」とダメな男をなじる歌だが、ペギー・リーの冷たい口調とよく合ってる。他にもジュリー・ロンドンも歌ってるがセクシーな分だけ甘くなって冷たさがない。ジャジーなところではこれ。

さすがのエラとジョー・パスで見事にジャズになっている。じゃあペギー・リーはジャズじゃなかったのかと言うと、う〜ん、どうなんだろうなあ、スイング時代のビート感とそれ以降のモダンジャズ全盛期におけるビート感の違いとでも言いましょうか。あとは変わったところでこんなのもある。

これもクラブシンガーに求められているものが何なのかが端的に表れている。この場合、歌が上手いかどうかはあまり問題ではないのですね。でもそれを反対に考えると、いったい貴女の目指すところは何なの?と尋ねたいアマチュア女性シンガーの多いこと。

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