*** テキトー絵日記 ***

2020/01/17(金)

プール料金で考える

小雨降りつつ with G1X Mk2

今日は朝から曇り、午後から雨。まだ大丈夫と思ってプールには自転車で出かけたら帰りには降られてしまった。といっても雨脚は弱いが、冷たいのはいかにもこの時期かと実感させられる。

今日行ったらプールの受付近くに張り紙がしてあって、それによるとプール会員の料金を変更するとある。てっきり値上げかと思ったらなんと各コースともに千円ほどの値下げになっている。普通なにも無ければわざわざ料金を下げることはしないはずだよねえ、民営なんだし。

となれば市内に3つあるプールの他所様が値下げ攻勢を掛けてきたか、あるいはプールだけの大人会員の新規入会者が少ないので自らセール価格にしたか。ちなみにこの料金改正はスパも含む大人会員や子供会員には適用されない。あくまでプールで泳ぐだけの大人会員のみとなっている。つまりボクがそうなのだけど。しかしそういえば最近のプールは空いているかもしれない。まあ泳ぐ方はそのほうが泳ぎやすくて有り難いのだけどプール経営という観点で考えると問題ありなのかもね。

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かささぎの 渡せる橋に おく霜の
白きを見れば 夜ぞふけにける <中納言家持>

「かささぎの わたせるはしに おくしもの しろきをみれば よぞふけにける」

【解説】かささぎが天の川に渡すという橋、その橋にたとえられる宮中の階段に
霜が降りて白くなっているのを見ると、すっかり夜も更けてしまったのだなあ。
<ちゅうなごんやかもち>

宮中は「天上」とも呼ばれたので天の川に渡す橋と、宮中の階段を掛けて詠んでいる。作者の中納言家持とは中納言という肩書を持つ大伴家持(おおとものやかもち)のことで万葉集をまとめた中心人物。8世紀の人なので奈良時代、つまり宮中とは奈良の都のことなので、そこの外階段が霜で白くなっているというのは相当冷え込んだ深夜だろう。奈良盆地はよく冷えるということか。

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