with Q7
本年最初の月例ライブはブルース特集。特集なのでブルースと言ってもテンポはもちろん、キーもいろいろ、リズムもいろいろ、構成までもがいろいろ。つまりややこしいというか一筋縄ではいかないものが多い。普通のキーで普通のテンポでっていうのなら楽勝なのだけど、なかなかそうは問屋が卸してくれない。ははははは。でも個人的にはBebop風なものよりスローでマイナーなブルースをバリサクでゴリゴリと、気分だけは大都会の真夜中みたいな気持ちで演るのが好ましい。こういう時には昔聴いてゾッコンになったレイ・ナンスのバイオリンによるスローでアーシーなブルースが今でも一番の気分的なお手本だ。もっともその記憶は数十年前のものではあるのだけど。
これでなんか今年が始動した気分になってきた。定期的に演ってるのはこの月例ともう一つの隔月の2つだけなので、これだけ考えると年に12+6＝18回。実際にはこの他に単発のライブや音楽オシゴトが年に5.6回あるので合計で年に20数回ってとこか。均して考えると月に2回くらいは出演機会がある計算になる。う〜ん、ボクには十分な出番回数だ。
前にも書いたけど、月例とか隔月とかを始める前は、演奏機会が年に2.3度という期間が結構長くあった。それでも自分的には物足りないとか思ったことは無い。なにしろあまり頻繁に演奏機会があると、自分の引き出しの少なさに直面させられてしまうのが辛かったりする。今日のスキャットもそういう気分の延長ゆえなのです。
