ディナータイム with G1X Mk2
一時は来なくなっていた雀たちだけど、世代交代したらしくあれからまた復活してきて、今はどうやら２つの集団で多いときは合計60羽を超えている。ヤツらが集合し始めるのは朝の8時過ぎと夕方の4時過ぎの2回でランチは無い。大勢で集まってお隣の屋根や電線でボクがエサを撒いてやるのを待っている。
今日はそんな60羽以上もの雀が一斉に食事している風景を撮ってやろうと、カーテンの影からソッとカメラを構えたのだけど流石は野生の鳥だ。気配を察知して一斉に飛び上がってしまう。でもそんな雀たちの中でも図太い奴らはいるもので、それがこの写真に写った連中だ。コヤツラは逃げないで一心不乱に食べている。この様子を逃げた40羽ほどがお隣の屋根の縁から見守っている。仕方ないなあとカメラを引っ込めるとちゃんと降りてきて食事に加わった。
この雀の大群が2つの集団と見たのは、ひとつはいつも自宅の南西方面から飛来するのに対して、もうひとつは北東方面から来るので、これはきっと２グループだなと。ジェット団VSシャーク団みたいなもんか。あ、でも別に対立している風ではないからウェストサイドストーリーは当てはまらないな。地面で食ってるヤツの中には雀のチャキリスも居たりして、ははははは。
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わが庵は 都のたつみ しかぞ住む 世をうぢ山と 人はいふなり ＜喜撰法師＞
「わがいおは みやこのたつみ しかぞすむ よをうじやまと ひとはいうなり」
【解説】私の住む小屋は平安京のはるか東南にあり、心静かに暮らしています。それなのに人々は私が世を憂いて宇治山に暮らしているといっているようです。
＜きせんほうし＞
巽（たつみ）とは東南の方角のことで、都の東南に宇治山がある。ここで＜うぢ山＞というのは＜憂し山＞と＜宇治山＞を掛けている。
