with KP
4時過ぎぐらいからポツポツと集まり始める雀たち。ボクのことは慣れてきたようで、顔をだしても逃げるどころか寄ってくるほどなのだけど、カメラに対する警戒心は敏感で、少しでもカメラを見つけると一斉に飛び立って逃げてしまう。
なので今日はスナイパーよろしく室内のかなり手前からカーテンの隙間を通して望遠撮影してみた。冬なので羽毛を膨らませたいわゆるふくら雀状態なのだと思うが、ひょっとして朝夕、うちの餌撒きの常連さんたちなのでひょっとしたら他所で見かける雀よりも太っているかも?
しかしこうして撒いたエサを一生懸命食べている雀を見るのは好きなんだけど、時々やってくるカラスは追い払いたくなるのはカラスには気の毒だと思うけど、あれはあいつらが黒いから嫌われるのかな。と思ったけどこれがハトでもやっぱり嫌なので要するにボクは小鳥が好きということなんだろうな。
あそうそう、去年、集まったスズメたちを狙って一度だけ猛禽類が襲ってきたことがあったのだけど、あれはハヤブサに違いないと確信している。あの顔はエジプトで散々見たホルス神そのものだったから。でもこのハナシを他の人に話しても、こんな駅前近くの場所でハヤブサ?!まさか?!と信じてもらえない。
ホルス神
********************百人一首 その13******************
筑波嶺の 峰より落つる みなの川 恋ぞつもりて ふちとなりぬる
<陽成院>
「つくばねの みねよりおつる みなのがわ こいぞつもりて ふちとなりぬる」
【解説】筑波山の頂上から流れ落ちる男女川(みなのがわ)が、水かさを増してやがて深いふちとなるように、私の恋心もつもってふちのように深くなってしまいました。<ようぜいいん>
茨城県の筑波山は山頂が男体山と女体山の2つの峰を持っており、そこから流れる川も男女川(みなのがわ)ということで、古代より男女が集まって歌い踊る場所であった。それを掛けて陽成院(57代天皇)が恋の相手(光孝天皇の皇女)に対する恋心を詠んだ歌。この恋は実って彼女は妻となった。めでたしめでたし。
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