*** テキトー絵日記 ***

2020/01/29(水)

まるで春のような

with G1X Mk2

今日は暖かい一日だった。なにしろ窓を開けっ放しで室温22度もある。これ日向の温度ではない。日の当たらない机の一角においた気温計でこうなのだ。なのでプールから帰ったときはネルシャツ一枚でも暑く感じるほどだった。

そんな陽気なので椿の木も蕾がどんどん膨らみ始めている。この「どんどん」を英語でなんと言うのか迷ったが、結局の所「次々と」でいいかとなり、「One after another」で落ち着いた、って何のハナシだか。

しかし暖かいからと言って喜んでばかりもいられない。本日、今年初の花粉症が、それもかなり酷い鼻炎症となって出た。慌てて薬を飲んだが時既に遅し、一旦入ってしまったスイッチはなかなか元には戻らない。

毎年のことなんだけど、図ったようにキッチリと1月の末からボクの花粉症は始まるのだった。しかもこれが今後半年ほど続く。ああ〜、外国へ逃げ出したい。日本以外ならどこの国でも発症しないのだものなあ。

********************百人一首 その16******************

立ち別れ いなばの山の 峰に生ふる まつとし聞かば いま帰り来む
<中納言行平>

「たちわかれ いなばのやまの みねにおうる まつとしきかば いまかえりこむ」

【解説】私はお別れして因幡の国に行きます。稲葉山の峰に生える松の木のように、みなさんが私の帰りを待つと聞いたなら、すぐに帰ってきましょう。
<ちゅうなごんゆきひら>

「いなばの山」は「因幡国(鳥取県)」の「稲葉山」と「往なば」の掛詞。「まつとし聞かば」の「まつ」も「松」と「待つ」の掛詞。本名、在原業平(ありわらのなりひら)が都を離れて鳥取県の国主を命ぜられたときに、都を離れがたいという心情を詠んだ歌。地方転勤は嫌だなあという甘ったれた気持ち。

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