*** テキトー絵日記 ***

2020/02/06(木)

この冬一番の冷え込み

with G1X Mk2

今日は大陸からの寒気が下がってきてこの冬一番の冷え込みとなり、午後の最高気温は4度しかなかった。おまけに北風も強いので体感的には2度くらいの気分。この写真もタイトルを冬日としたかったのだけど、「冬日」というと最低気温が零度以下の日という決まりがあるのでファイル名はwinterdayとした。低く棚引く雲がいかにもの冬空だ。

午後は2週間ぶりに図書館。まず本カメの2月号を見て、それからイタリア語の自習。今日は不思議と全然眠くなったりせずに最後まで集中できた。それから帰り際に棚にあった芸術新潮をパラパラとやったら、おお、なんだか面白そう。「ラノベ日本書紀」というのだけど、このラノベって何のことか最初のうちは分からなかった。答えはラノベ=ライトノベルのことでした。

つまり日本書紀を現代語ならぬライトノベル風に読んでしまおうという特集。まだパラッと見ただけなのでなんとも言えないが、ちょっと面白そう。次回はこれに目を通してみよう。

********************百人一首 その23******************

月見れば ちぢに物こそ 悲しけれ 我が身ひとつの 秋にはあらねど
<大江千里>

「つきみれば ちぢにものこそ かなしけれ わがみひとつの あきにはあらねど」
<おおえのちさと>

【解説】月を見ると、あれこれいろんなことが悲しくなってくるものです。秋は私ひとりの身の上に訪れたわけではないのだけど。

漢詩の研究者だった大江千里は漢詩の「対句」という技法を取り入れている。「月」と「我が身」、「ちぢ」と「ひとつ」のようにそれぞれを対比させている。

今月のINDEXへ戻る  ホームへ  つづく