@神宮徴古館 with G1X Mk2
何度も洗った黒の綿パンがだんだん黒っぽくなくなってきたので新たな黒の綿パンを購入した。それまでの綿パンは特に支障があるわけではなく、あくまでなんとなく黒っぽさが薄れてきたという感じなので、染め粉を買ってこれを黒く染め直すことにした。
今は染め粉というと笑われるらしいが(ラジオでそう言っていた)、じゃあDye
powderとでも言えばいいのか。なんかわざとらしい気がするので手芸店で普通に「染め粉はどこですか?」と聞いた。
染め粉もいろいろ種類があって迷ったが、最初から液体になっているものなら溶かす手間が無く簡単かと思いそれを購入した。ついでに説明書にあった定着液も買った。なんだか写真の現像の段取りみたいだ。あのときは定着に酢酸を使ったなあと懐かしく。
帰りに神宮徴古館に寄って梅の咲き具合をチェックしてきたが、枝垂れ梅はまだ全然ながら普通の紅梅白梅ならば結構咲き始めていた。明後日以降、4月並みに暖かくなるらしいのでこれから一気に咲き出すかな。
********************百人一首 その27******************
みかの原 わきて流るる 泉川 いつ見きとてか 恋しかるらむ
<中納言兼助>
「みかのはら わきてながるる いずみがわ いつみきとてか こいしかるらん」
<ちゅうなごんかねすけ>
【解説】みかの原を分けて、わき出て流れる泉川ではないけれど、「いつ見た」というわけでもないのに、なぜこんなに貴女のことが恋しいのでしょうか。
平安時代の貴族の女性はめったに人前で顔を見せないものだった。「あの姫君は美人らしい」といううわさを聞いて興味を持ち和歌や文のやりとりで次第に恋心を募らせていく。まだ見ぬ姫に恋する気持ちを詠んだ歌。
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