*** テキトー絵日記 ***

2020/02/26(水)

譜面作りにいそしむ

with LensBaby

朝は曇っていたが午後から見事な快晴、日差しのお陰で暖かく、窓を開けたままでも午後4時の室温は24.3度もある。ただ、風が強く吹いているようで風向きによっては体感温度は下がりそう。冬の間、窓は閉めてることが多いので、こうして久しぶりに開けていると開放感が嬉しい。もっとも花粉もいっぱい飛んでいるようなので浮かれてばかりでは居られないのだけど。

今日は早くも来月の月例ライブでの候補曲の譜面作り。といっても音源から直接採譜するわけではなくて、ネットで探してきた譜面が小さかったり読みにくかったりするので全てMuseScoreというフリーの譜面書きソフトで書き直している。いったん作ってしまえば移調などは簡単だしね。

月例ライブは前回がハードバップ特集だったのから一転して次回は歌もの中心。それも耳馴染みの有る歌ならいいのだけど、あまり聴いたことのない曲などは譜面の音符だけを見ていても曲想が膨らまないからYouTubeでお手本の歌を探して聴いている。

しかしそれもビリー・ホリデーなんかだとクセが強い分だけ参考にはしにくい。その点、シナトラやエラが歌っているのはメロディにも共感しやすくなる。いっそVerseから演ってやろうかと思っているのが Spring can really hang you up the mostという曲。タイトルだけでも英語の勉強になるな。(春は私を最も憂鬱にさせる)・・・何故なら春は恋の季節だと言うのに私ときたら、、、てな内容。平安時代なら和歌で歌いそうだ。


Spring can really hang you up the most

********************百人一首 その42******************

契りきな かたみに袖を 絞りつつ 末の松山 波こさじとは
<清原元輔>

「ちぎりきな かたみにそでを しぼりつつ すえのまつやま なみこさじとは」
<きよはらのもとすけ>

【解説】かたく約束しましたよね。互いに涙で濡れた袖を絞りながら、「末の松山」を波が超すのはあり得ないように、二人の心も決して変わらないと。

恋人に心変わりされた男性から頼まれて清原元輔が詠んだ歌。「末の松山」とは宮城にある松の名所で、海岸から離れていて大きな波でもそうそう超えることはできないことから「あり得ないこと」の枕詞として使われている。

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