*** テキトー絵日記 ***

2020/02/27(木)

木曜午後は図書館

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花壇は春めいてきているが、今日は北風が強く、体感的には冬に戻った感じだ。まあしかし、季節の変わり目というのは気温が上がったり下がったりしながら変わっていくものだから。

木曜なので午後は図書館。先週は芸術新潮を読むだけで時間切れになってしまったが、今週は前半を日本カメラ3月号に目を通し、後半はイタリア語の自習で、今日は再帰動詞と再帰代名詞。例えば英語なら「See you tomorrow」となるところが「Ci vediamo domani」と再帰動詞は再帰代名詞とセットになる。面白いがややこしい。

帰り際に今月号の芸術新潮の特集は何かなと目を通したら特集は「美人画」だった。ふうむ、面白いかも。でもなあ古典の美人画は芸術的なのかもしれないけど、個人的にはあまり興味ないしなあ。

********************百人一首 その43******************

逢ひ見ての 後の心に くらぶれば 昔は物を 思はざりけり
<権中納言敦忠>

「あいみての のちのこころに くらぶれば むかしはものを おもわざりけり」
<ごんちゅうなごんあつただ>

【解説】貴女と一夜を過ごした後の恋しい気持ちと比べれば、昔の悩みなど悩みのうちに入らないものだったのだなあ。

当時の貴族は恋をしてから初めて会うまでに何度も恋文や和歌のやり取りをした。そうしてやっと一夜を過ごした後に女性に和歌を贈る習慣があり、それを「後朝の歌(きぬぎぬのうた)」という。これは美貌と才能に恵まれ恋多きプレイボーイと言われた敦忠の後朝の歌。しかし平安貴族はこんなのばっかだなあ。

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