雨降り with G1X Mk2
            雨の日なので日差しがない分だけ気温も低い。昨日は春本番の暖かさだったのでつい、冬のネルシャツを畳んで仕舞ってしまった。ちょっと早かったかな、でも気分的に冬物は飽きてしまったしなあ。
            今日もプールは空いていて、泳げるコースが縮小される水中ウォーキングのレッスンもないのでノンビリと1時間掛けて2000m泳いできた。こんなゆったりに慣れてしまうと、今度は人が戻ってきたときに煩わしく感じてしまうかも。
            録画してあった正月のテレビ番組を観た。これはNHKなのに民放やYoutubeなど会社枠や放送の形態を超えて、去年なにが面白かったかを検証というか、各社各人が自由に意見を交換するという番組だ。今まで毎年、正月にやっていた番組らしいがボクは知らなかった。これは面白かった。
            ただ、今は何を面白がる傾向にあるのか、といった一般的な傾向のハナシは面白いが、肝心の2019年の視聴率トップ10のドラマやバラエティはどれも自分の観ないものばかりだった。まあテレビそのものをほとんど観ないからなあ。
            それにしても番組冒頭が「あけましておめでとうございます」だし、番組最後には「今年もよろしくおねがいします」みたいな挨拶を今頃見るのはなんか間抜けな感じで笑えた。
            
              
                
                  | ********************百人一首 その49****************** みかき守 衛士のたく火の 夜は燃え 昼は消えつつ ものをこそ思へ<大中臣能宣朝臣>
 「みかきもり えじのたくひの よるはもえ ひるはきえつつ ものをこそおもえ」<おおなかとみのよしのぶあそん>
 
 【解説】宮中の門を守る衛士のたくかがり火が、夜は燃えて昼は消えているように、私の恋心も夜は燃えて、昼は消えんばかりに思い悩む。
 「みかき守」とは御垣守と書く宮中の門を守る兵士のこと。「衛士」宮中を昼夜交代で守るために地方から集められた兵士のこと。「昼はきえつつ」この「つつ」は反復や継続を表し、炎が消える昼間は恋心が消えるのではなく、身も心も消えるように思い悩むと詠んでいる。すなわち昼も夜も一日中、貴女のことばかり考えていますという情熱的な恋の歌。 |